常々思ふところでもあります。洋楽の邦題の付け方です。本日のマクドナルドBGMは
We Built This City/Freedom Orchestra(フリーダム・オーケストラ)
ダサロックの代名詞がボッサの力で生まれ変わります。すごいw。
目次
We Built This City/Freedom Orchestra(フリーダム・オーケストラ)
こちらもズバリのものが無く、試聴でご勘弁ください。
避暑地で聞きたいリゾートボッサ
https://itunes.apple.com/jp/album/freedom-bossa-避暑地で聞きたいリゾートボッサ/379401644
なるほどこれは試聴くらいしかないわナァと納得の結果です。理由は後述でっす。
日本語が入っちゃってるURLなんですよねー。エンコードするとめっちゃ長いので、これでとりあえず検索してみてください。せんせいならたぶんOK♪
Freedom Orchestra(フリーダム・オーケストラ)
この方達はこのコンピレーションアルバムを作る為だけに召集された人々でして、詳しくは買えよコノヤロウって話でして、言わせんなハズカスィって感じですw。
まぁこのあたりはジャズ・ボサノヴァ系の得意技。全部それっぽくアレンジしてしまうという能力ですからネ♪
ほかにもMaroon5マルーン5の名曲サンデーモーニングをカバーしてたりとかありました。
なるほど、このようなコンセプトアルバムの曲を積極的にアップしようって人は少ないかもしれませんねー。
こういう企画モノもなかなか面白いですねー。せっかくなので原曲と合わせていろいろご紹介です。
Freedom Bossa – Sunday Morning(Maroon5)
元はこちら。超絶イケメソさんでこの楽曲とか天はブツを与えすぎかと=3!
Maroon 5 – Sunday Morning
いまや誰もが知るMaroon5。というかもはやナツメロの域にw。
Maroon 5 – This Love
初期のビジュアルのミスマッチ感については触れないであげてくださいね。
・・・ちょっとメンドクサくなってしまったので、あとはさがしてみてください。ゴメンね~。
02 – Freedom Bossa – Can’t Give You Anything[But My Love]
ほかにもこちら。ちゃんとアップしてる人がいるもんですねー。アザーッス!
Freedom Orchestra Video Killed Radio Star (Buggles) 320
https://soundcloud.com/yong-jun-park/freedom-orchestra-video-killed
We Built This City/Starship(スターシップ)
さてさて、今回のマクドナルドBGMで取り上げた「We Built This City」原曲はStarship(スターシップ)なるバンドの曲でした。
Starship – We built this City
どっひゃーwww。これでもか!っていうくらいにむき出しの80’sが愛おしすぎますw。もはや映画なんかの中でしか見られない80年代。そりゃぁキラキラしてたんでしょうねー。
シスコはロックシティのなぜ?
こちらの曲の邦題がシスコはロックシティってなってるんですが、We Built This Cityからどう超訳するとこうなるのでしょうかw。
これはみんな大好きビートルズの「ビートルズがやってくるヤァヤァヤァ」に匹敵する超訳なのではないでしょうか!ちなみに原題は「A Hard Days Night」なんでーwww。
ま、こちらの場合は曲の印象的なサビがヤァヤァヤァですからね。当時の日本の宣伝担当の中で、もっとわかりやすくいこうぜみたいなのがあったのかと思います。知りませんケドねー。
で、シスコはロックシティも同じように分かりやすい邦題を付けられたって感じかなと想像できます。ではどこから?そう、これが面白い部分だったのです。
曲の途中にラジオトークみたいな部分があるんですが、そこに「the city by the bay」湾の町と出てきます。これがサンフランシスコのことで、そこからとったのではないかという説があります。
こちらはそのラジオっぽい部分入りのやつ
We Built This City on Rock and Roll Lyrics
ちなみに「the city that rocks」ロックな町はニュー・ヨーク。「the city that never sleeps」眠らない町がクリーブランド・オハイオらしいですが・・・。
あれ?コレでいくとロックシティはN.Y.なんじゃないですか?
Σ( ゚Д゚)>なんと!
マルコニプレイズマンバの謎?
これがシスコはロックシティ一番の謎。
Marconi plays the mamba
マルコーニ プレイズ ザ マンバ
Bメロにいった時に出てくる最初の歌詞なので、結構強く印象に残ります。
歌詞の訳としては「ラジオがロックを演奏してる」となっていて、その後にListen to the radio(ラジオを聴いてみなよ)と続き、覚えてない?僕らがこの町を創ったんだぜ?みたいな流れです。
でもどこにもマルコニとマンバがでてこないんですwなんぞ?コレなんぞ?
この歌詞を書いたのはエルトン・ジョンとバーニー・トゥピンとなっています。でもその意味を明かしてはいないようでして・・・。
で、当のスターシップのメンバーからも、この歌詞についての詳しい説明は無いようなんですね。なんとなんと。ただの歌い手さんだったってことですかねー。
そこでこんな解釈というか説がいちおうあるみたいです。
グリエルモ・マルコーニと毒蛇?
最初のマルコニは、イタリアの発明家グリエルモ・マルコーニなんじゃないかって説です。
なるほどこれならラジオと解釈しても良い感じがしますね。
そしてマンバは蛇のこと。ここからちょっとキビシイのですが
Mamba→毒蛇→毒のある音楽=ロック??
という公式みたいな感なのではないかと。いやぁシスコはロックシティに毒は感じないのですがそれは・・・。
そして最終的に「ラジオがロックを演奏してる」つまり「ラジオからロックが流れてる」って超翻訳です。
いやぁすごい!この結論に至った人スゴイです!そしてこの隠喩みたいなのが歌詞の一番面白いところなのかもしれませんねー。
We Built This City/Freedom Orchestra(フリーダム・オーケストラ)まとめ
さてさて、今回のマクドナルドBGMを強引にまとめると。
Freedom Orchestra(フリーダム・オーケストラ)はボッサのアルバムを作る為に集められたメンツでした。それがいろんな名曲をボサノヴァでアレンジしまくりんぐ。
その中の一曲に80’sの黒遺産「We Built This City(シスコはロックシティw)」がありましたよーってことでした。
で、シスコはロックシティの謎歌詞&超翻訳にせまりましたが、改めて歌詞って面白いなと思いました。
やっぱり歌詞ってスゴイ!
私はスピッツとかも好きだったりするんで、ルナルナって曲を思い出しました。この中に
「羊の夜をビールで洗う」
という一節があるのですが、これが衝撃でしたねー。
これはたぶん「羊を数えても眠れないモヤモヤな夜をビールで洗い流してしまおう」って解釈かと。それをこの短い言葉に詰め込んだ草野マサムネっちパネェっす♪
あとは超の付く有名どころで津軽海峡・冬景色
「上野発の夜行列車降りた時から、青森駅は 雪の中」
これは誰かがテレビで言ってたんですが、たった一行で上野駅から青森まで飛ばしてるスゴさ。そして夜行列車という暗い雰囲気と雪降ってんだっていう寒々しさで心境を表しているという。たしかにスゴイですわ。
最近だと、BRADIO-スパイシーマドンナでしょうかw。
君はマンハッタンに噛みついて
君のBomb! Cute! Bomb!でキツく締めつける
もうコレだけでナニ言ってるかってわかるじゃないですかw。
( *´艸`)むふふ
この「まんま」を言わないで上手く比喩していく。それでいてちゃんと理解させるってのも詩の技術なのかなと。そう思いましたです。はい。
でもまぁ、好みとかもありますからね。ストレートな表現が好きな方もいるはずですし。逢いたくて震えるのが好きなひともいますから。
そこいくと最近復活してきた狩野英孝の50TA?あれスゴ過ぎですw。あんなにダサくて面白い歌詞はなかなか思い付きません。これも才能なのでしょうか?
しかしまぁ、生まれてから一番多くロックって書いた気がします今日の記事w。
コメント
スターシップの前身はジェファーソンエアプレインなわけで
60年代彼らがシスコを代表するバンドだったって事の矜持なんですよ
それを知ってれば凄い納得だし、80年代に彼らがコレを歌うのはグッとくるところなわけです
なるほどー!ありがとうございます、勉強になるです♪
(o´∀`人)